栄養室

病院管理栄養士1名、病院栄養士1名、委託栄養士3名で栄養課業務をおこなっています。
病院食でも患者さまの症状に合わせ健康面、安全性、満足感を満たせるように努力しております。病棟生活ミーティングの中でいただいた食事のご要望やご意見をできるだけ取り入れていくことを心がけています。
また、病棟でのレクレーション時に要望があればお弁当をしています。患者さまのおいしそうな笑顔を思い浮かべながら愛情込めて料理を作っています。

当院のお食事について

当院は10代から100歳近い患者様がいらっしゃいます。そのつど患者様にも喜ばれる美味しい食事を提供したいと思っています。『食べることは生きること』日々の生活が豊かになるよう願っています。
毎月1日には赤飯を、月に1回は味ご飯をお出ししています。春はちらし寿司やさくらゼリー、夏は冷麺やアイスクリーム等季節ならではのお食事を心がけています。おせちやクリスマス、バレンタインなどの行事食もあります。1年中『見て、食べて、感じて』満足いくような献立になっています。
また患者様ひとりひとりの健康にも留意しています。栄養状態が悪くならないように野菜やたんぱく質(肉、魚、卵、豆腐)などバランスよく取り入れています。治療食として糖尿食、減塩食、腎臓食、透析食等幅広くあります。

嚥下困難食(当院独自の嚥下調整食)

ご高齢の患者様の中には飲み込みが困難な方がいらっしゃいます。飲み物が飲めない、お粥が食べれない、誤嚥性肺炎の危険性がある等の症状があります。そのような患者様には嚥下調整食をお出ししています。
患者様の状態に合わせて無理のない食事形態を用意しています。食事の量が摂れない患者様には栄養補助食品を付けています。カロリー、たんぱく質、ビタミン、ミネラル等を補うことで栄養状態の低下を予防しています。

レクレーションお弁当

病棟内で患者様と病棟スタッフで企画したレクレーションを行う際の、お昼のお弁当もお出ししています。春はお花見、秋はバスハイクなどが催されています。屋外でいただくお弁当は、患者様もワクワクしてお待ちです。
そんな気持ちに応えようと患者様のリクエストの多い惣菜を盛りだくさん入れて、年齢問わずおいしく召し上がれるよう思いを込めて作っています。
これはお花見のときのお弁当です。患者様のご家族様もにも大変喜ばれました。