理事長・院長挨拶

私は生まれも育ちも飯塚市です。「この地域になくてはならない病院、必要とされる病院でありたい。地域貢献をしていきたい。」こうした思いから平成22年に精神科救急病棟をはじめ、平成26年から認知症医療センターを始めました。

精神科の治療はマンパワーが必要であり、特に急性期の患者さまは手厚い看護が必要です。精神科救急病棟では専任の精神保健指定医や専任の精神保健福祉士など手厚い人員配置がなされており、短期間での退院を目指しております。退院後は当院での外来通院をはじめ、精神科デイケア、訪問看護などを活用し、在宅で安定した生活ができるようにサポートさせていただきます。また、必要に応じて同法人のサテライトクリニックである「心のクリニック・飯塚」やグループホーム「ぼくらの家」「群星」「レイクサイド」を利用することも可能です。

平成29年より「内科/腎・生活習慣病外来」を開設しました。認知症医療センターとしての「もの忘れ外来」機能も内科外来に移すことで患者様により受診していただきやすい形になっております。

今後も、地域の皆様方、支援者の方々の後押しを受けながら、地域の医療・介護・福祉との連携を一層進め、今までにも増して地域に密着した精神科医療を推進し、地域医療を担う病院として更に貢献していけるよう、職員一同気持ちも新たに邁進していく決意でおります。

豊永 武一郎

(院長略歴)

平成11年九州大学病院精神科勤務後、大宰府病院、国立小倉病院などに勤務した後、平成17年に心のクリニック飯塚・院長に就任。平成22年4月より、当院にて精神科救急病棟医長として勤務