当センターについて
福岡県認知症医療センターについて
飯塚記念病院 福岡県認知症医療センターの特徴
精神科医師による認知症の診断と治療だけではなく、必要に応じて認知症の予防から介護のサポートまで出来る診療体制です。
精神科医による診断
- 頭部MRI検査
- 脳波検査、採血など
- 各種心理検査
認知症専門相談員(精神保健福祉士)
- 認知症の当事者およびご家族、支援者のサポート
管理栄養士による栄養指導
- 基礎代謝測定(体脂肪、筋肉量、体液量)
- 塩分摂取量測定(院内検査)
理学療法士のトレーニング指導と作業療法士の知的活動による認知症予防
筋力低下によるフレイル(運動能力などの低下)は認知症進行の重要な因子の一つであり、その中でも下肢を支える大腿四頭筋の筋力維持が重要であると報告がなされています。 当院では、4名の理学療法士が在籍し、入院中の方の筋力と日常生活動作(ADL)の維持・向上のためのリハビリを積極的に行っております。
また、知的活動も認知症進行防止に重要ですが、入院生活ではどうしても外部からの刺激が減少しがちです。 当院では19名の作業療法士が在籍し、計算、塗り絵、パズル等を行い、患者様が楽しみながら知的活動を行っていただける様に取り組んでおります。