お知らせ
R7.11.27(木)・12.9(火)開催 公益社団法人 全国老人福祉施設協議会 養護老人ホーム職員研修会にて講演
令和7年11月27日木曜日、12月9日火曜日、公益社団法人 全国老人福祉施設協議
会主催 令和7年度第1回・第2回養護老人ホーム職員研修会にて、ZOOMによるオンライ
ン開催にて、『認知症の理解と支援』という演題で、当院 認知症医療センター室長の江頭
が講演させて頂きました。
江頭からは30分という限られた時間の中で、①認知症とは、②中核症状とBPSDを整
理する、③認知症の進行に応じた変化・対応、④BPSDの理解対応について事例を交えな
がら講演をさせて頂きました。
参加者の方々は北海道から沖縄から参加されていて、第1回は42名、第2回は50名
でした。
講演終了後のアンケートの一部をご紹介させていただきます。
〇第1回 平均理解度(5段階での理解度の程度):4.13、主な意見は下記のとおりです。
・改めて認知症についての意識付けを理解することができ、学生時代に学んだことよりもさらに実感することができた。
・分かっているつもりでも、言葉にしてみると忘れていたり、分かっていないところも多々あり、重ねての理解は必要だと感じました。
・認知症について知識としてはあるものの、対応には活かせていないと感じた。
・疾患ごとの特徴についてわかりやすく説明されていて、かかわり方の基本等の理解ができた
・認知症は「心の病気」であること。ストレスや環境によって大きく左右される事を再認識した。
・利用者の方の背景を読み解きながら、関わり方やコミュニケーションを考えていかなければならないと改めて感じました。
・薬物療法に頼る傾向があるなかで、非薬物療法としての関わりが重要と改めて認識しました。
・日々の業務に追われてしまい勉強不足を痛感しています。
・認知症の方への理解や支援について新たに学ぶ場を持てていなかった為、振り返りも兼ねる事が出来て良かったです。
〇第2回 平均理解度(5段階での理解度の程度):4.16、主な意見は下記のとおりです。
・改めて認知症ケアの理解ができ、理解をさらに深めようと思いました。
・短時間の講義ではあったが、認知症に対する理解を深める必要があると改めて感じた。
・事例に対応して中核症状とBPSDを記載していただいていたので具体的で分かりやすかったです。
・業務に追われる日々でしたが、改めて意識を高めていこうと前向きな気持ちになりました。
・一言で「認知症」と言っても症状の出方や対応方法は多岐に渡っており、日頃業務にあたる中で苦労する部分が多いです。
・今回講義を受け、改めてご利用者との関わりで大切にすべき事を再確認できました。
最後になりますが、参加者の皆様を始め、このような機会を頂きました、公益社団法人
全国老人施設協議会の皆様方に大変感謝いたします。本当にありがとうございました。
(講演の様子などの活動報告は添付のPDFファイルをご覧くださいませ。)

