お知らせ
R7.6.11(水)開催 令和7年度第2回小竹町ケア会議 アドバイザーとして参加
令和7年6月11日水曜日、午後3時30分~午後4時30分まで、小竹町地域ケア会議
に精神保健福祉士の立場でのアドバイザーとして、当院 認知症医療センター室長の江頭
が参加させて頂きました。
地域ケア会議では、江頭の他に、介護支援専門員、主任介護支援専門員、薬剤師、在宅
介護支援センターなどの他職種の専門職で、対象者の自立に向けての解決方法等に議
論しました。
参加者は事例提供者を含めて14名でした。そのうち、福岡県立大学の看護学部の学
生の方が3名おられました。
今回は、『できるなら最後まで自宅で暮らしたい高齢者』というテーマで1名の方の検討
が行われ、精神保健福祉士の立場から、生活面や医療面等のアドバイスをさせて頂きまし
た。
単身独居、クーラーが設置できない住環境の問題、食事をとらない、こだわりが強い、
認知症の症状に伴う周辺症状の悪化から被害妄想の悪化など様々な観点から質疑応答
や意見交換が行われました。認知症の鑑別が先決だとは思いますが、ご本人の意向、意
思もあることを考え、まずはできるところから、ケアマネジャーが一人で抱えず、なおかつ
家族の支援が偏らず、色々な支援者を入れて、ご本人が少しでも安心感を持っていただく
ように関わっていく支援が必要だと感じた事例でした。
最後になりますが、参加者の皆様を始め、このような機会を頂きました、小竹町地域包
括支援センターの皆様、関係者の皆様方に大変感謝いたします。
(地域ケア会議の様子については、別添付のPDFファイルをご覧くださいませ。)