令和５年（２０２３年）２月１２日日曜日、飯塚市菰田まちづくり推進協議会主催の第３

回菰田地区認知症声かけ訓練に当院スタッフが参加させていただきました。

　国の推定では、あと３年で日本国民のうち、約700万人【６５歳以上高齢者の5人に1

人】、福岡県でも30万人の方々が認知症になると言われています。

　誰もが認知症になっても、住み慣れた地域で安全で、安心して暮らし続けられるため

に、地域での見守り活動をより確かなものにするため、４年ぶりに認知症声かけ訓練が開

催されました。

　菰田地区認知症等SOSネットワークのメンバーをはじめ、地域包括支援センター、介護

福祉施設の専門職等約７０名近くの方が参加されました。

　今回は、新型コロナウィルスの感染拡大に配慮し、飯塚市社会福祉協議会の方々を講

師として、①『認知症の方への声かけとは？関わり方について考える』というテーマでの講

演、②『認知症の予防について』というテーマで、当院 作業療法士主任で認知症予防専門

士の西園の講演、③『当事者（高次脳機能障がい）の思いにふれる』というテーマで、行政

書士 田端浩一さんの講演、当院 認知症医療センター室長 江頭がサポーター役として分

科会形式に分かれて、認知症声かけ訓練講習会という形で開催されました。

　来年度以降も声かけ訓練が継続していけることを願っています。

　このような機会を与えて頂いて、菰田まちづくり推進協議会、菰田地区の皆様ありがと

うございました。（当日の様子は添付のPDFファイルをご覧ください。）