お知らせ
R4.9.2(土) 令和4年度 第1回 福岡県認知症医療センター 飯塚記念病院 認知症地域医療連携協議会開催
令和4年9月2日(金)18:30~20:45まで、ZOOMを用いてのオンライン形式にて、
令和4年度第1回認知症地域医療連携協議会を開催致しました。
今回は、新型コロナウィルスの感染拡大等に考慮させて頂き、当院は江頭のみの運営
で対応させていただきました。いろいろと当日はご迷惑を皆様におかけしたと思います。
当日は福岡県、飯塚市、嘉麻市、桂川町の担当職員の方々、飯塚保健医療圏域の地域
包括支援センター、社会福祉協議会の職員の方々を始め、委員、オブザーバー参加の
方々を含めて47名の参加者でした。
会議では、①福岡県認知症医療センター 飯塚記念病院 令和4年度事業進捗状況、
令和5年度事業計画報告、を江頭が実施しました。話題提供として、②「認知症神戸モデ
ルについて」、兵庫県 神戸市福祉局 認知症担当課長(医師)長谷川 典子先生、③「認知症
神戸モデルを振り返る~医療機関の立場から~」、新生病院 地域連携部(兵庫県)部長
精神保健福祉士の佃正信様にお話しをして頂きました。
神戸市では、65歳以上の市民に二段階式で認知症の診断助成(無料)また、認知症の人
が事故を起こした場合の救済制度(最高2億円)も行っています。この費用は、個人市民税
均等割り1人当たり年間400円になっています。
受診率は、神戸市の65歳以上の約10%に相当し、その内、「認知症の疑いあり」の人が
約26%、さらにその内精密検査につながったのが80%以上とのことでした。なかなか認
知症の検査は敷居が高く、家族であっても言いにくいものです。検診のお知らせが受診の
きっかけとなり、早期受診、早期診断、医療につなげることを目的にしていると話されてい
ました。
本会議は、年2回会議を予定しています。
次回日時は、令和5年2月3日金曜日 午後6時30分から午後8時半まで、「福岡市の
取り組み~福岡オレンジパートナ―ズとオレンジ人材バンクについて」という演題で、福
岡市役所 認知症支援課 担当者様に話題提供していただく予定にしています。会議の
様子や本会議におけるアンケートの結果は添付しています、PDF形式のデータをご一読い
ただければ幸いです。
質疑応答等の関係で、会議終了時間が延長しましたこと、お詫びいたします。
委員の変更、オブザーバー参加をご希望の方は、事前にご連絡、ご相談をお願いいたし
ます。