「精神科・心療内科」医療法人社団豊永会 飯塚記念病院

電話:0948-22-2316

小 中 大

各種相談

うつ病の相談

 うつ病の症状には、憂うつ気分や興味や喜びの喪失、食欲の低下、睡眠障害、倦怠感、思考力や集中力の低下などがあり、自分を責めたり、自殺を考えてしまう場合もあります。うつ病の発症には様々なストレスが関わっているようです。しかし、あまりはっきりとしたストレスがないまま発症する方もいます。多くの場合、まじめな方が頑張って、無理に無理をかさねた挙げ句に病気になっています。うつ病の症状は脳の機能障害で起こるのであって、怠けたり、わざと手を抜いたりしているわけではありません。むしろ反対に手が抜けないために病気となることがあります。

 また、うつ病のために、身体の不調が現れることもあります。疲れやすかったり、頭痛や肩こり、発汗、息苦しさ、便秘、下痢、背中、四肢関節痛などが続き、内科などに相談、検査されても、はっきりとした原因がない場合は、うつ病を疑うことも重要です。お気軽にご相談ください。

入院治療について

 当院は精神科救急病棟(3階)で最初の治療を行います。病棟は48床で30床が個室あります。心地よい空間でカウンセリング中心の治療を行っています。心の苦しみが少しでも癒されるように、医師、看護師、臨床心理士、精神保健福祉士など様々な専門職がかかわり、健康回復へのサポートを提供します。

 うつ病の治療はゆっくりできる治療環境で、まず疲れきった体を休めてもらうことから始まります。体が回復すると、これまでの自分の生活そのものを振り返ることができるようになります。又、家族の方に対しても、家族療法が行われ、伴に治療に参加していただくようにしています。

もの忘れの相談・高齢者の相談

「もの忘れ」について心配になったり、認知症の方の介護や治療などで 悩んでいませんか。

  • 最近、もの忘れが多いのではないか?
  • もしかして認知症?
  • どこに相談したらいいの?
  • どういう治療があるの?
  • 介護はどうしたらいいの?

 認知症というと記憶障害、いわゆる「もの忘れ」が主な症状ですが、その他に時間が分からなくなったり、道を間違えるなどの見当識障害やその他の認知障害が伴ってきます。
 当院では初診時に認知症の診断をするために、CT検査や心理検査を行い、脳の状態(萎縮や梗塞等があるかどうか)を調べます。最近のわが国においては、アルツハイマー型認知症、血管性認知症、その他の疾患による認知症の方が増えてきており、 認知症の中核症状であるいわゆる「もの忘れ」に加え、徘徊・攻撃・暴言・暴力・拒絶・収集等の「認知症に伴う行動障害と精神症状」(=BPSD:Behavioral Psychological Symptoms of Dementia )の対応に悩んでおられるご家族、介護者、医療関係者もたくさんいらっしゃるようです。

 また高齢者は認知症に関わらず、うつ病等でも薬物治療に対する副作用も出やすく、専門的治療が必要になります。お気軽にご相談ください。外来の対応が困難な認知症の場合は、当院の認知症治療病棟の短期集中的な入院加療を行っています。認知症高齢者の気持ちの安定を図り、残された能力を活かし、安定した日常生活を回復させるためにリハビリテーションを並行して行います。認知症そのものの改善は困難としても、BPSDについては治療によって回復が可能であり、入院治療後は在宅や施設への退院などが期待できます。

退院後も緊密な連携でサポートいたします

退院後の施設入所やデイサービスへの通所など介護保険の活用にも精神保健福祉士がかかわり、地域の医療機関、診療所、保健所及び社会福祉施設等との緊密な連携をはかりサポートいたします。

ストレス外来

 日常的にストレスを感じ、不調を覚える方は増えています。「職場の人間関係の悩み」、「家族関係(嫁姑・夫婦間など)の悩み」、「育児の悩み」などで精神的な不調をきたしたり、また、動悸、めまい、息苦しさなどの身体的な症状があり、一般科を受診して精密検査を受けても異常が見つからない。そのような状態に広くお応えします。お悩みや症状を相談していただき、ご希望に合わせながら、外来での心理療法や薬物療法、入院による休養などの治療を一緒に考えていきます。お気軽にご相談ください。

まずは、お気軽にご相談ください!

こころのご相談は「心のクリニック・飯塚」でも行っております。心の病に対しての治療及びリハビリテーションを包括的に行っています。「子供から老人まで」と幅広く、ライフサイクルの様々な局面で起こる心の問題に対し、きめ細かく援助できるようにと開設したクリニックです。

心のクリニック・飯塚はこちら

統合失調症の相談

統合失調症は「脳」の機能障害で、100人に1人が発症するといわれています。この病気は治療可能な病気であり、不治の怖い病気ではありません。早期に専門医の適切な治療を受ければ、多くの患者さまは社会生活に復帰することができます。

 一般的な症状としては、幻聴、妄想、思考障害、猜疑心などの「陽性症状」と感情鈍麻、引きこもり、疎通性の障害、自発性の欠如、意欲の低下などの「陰性症状」があります。この病気の経過は人によりさまざまで良くなったり、悪くなったりを繰り返しながら徐々に回復していきます。数カ月~数年という長い目でゆっくりと焦らずに見守っていくことが大切です。

治療について

 この病気の治療は薬物療法を中心に、治療の経過に応じて精神療法やリハビリテーションが行われます。

 統合失調症は、患者さま本人が病気であることを理解できないことが多く、陽性症状が続く場合は刺激を遮断することが最優先されるため、入院治療が必要となります。激しい急性期には薬物療法が効果を発揮します。患者さまの状態に合わせた心理的サポート、患者さまとの面接を通じて、病気や自分の持つ症状の理解を深め、精神的な安定をはかります。
 しかし、この病気は陽性症状や陰性症状が薬により改善されても、作業能力に障害が残りやすいといわれています。患者さまが自立し、スムーズに社会復帰するためには、段階に応じた様々なリハビリテーションでこの障害を軽減する必要があります。リハビリテーションとしては、デイケア作業療法などがあります。適切な治療やリハビリテーションによって症状が安定すれば、社会復帰することもできます。ストレスのかからない範囲で、できることから少しずつ始めていきましょう。

睡眠障害の相談

 寝ようとして眠れないことを「不眠」といいます。不眠はその起こり方からいくつかのタイプに分かれます。寝つきが悪い(入眠障害)、寝ついても途中で目が覚める(中途覚醒)、朝早くに目が覚めてしまう(早朝覚醒)、よく眠れた気がしない(熟眠困難)、寝る時間がずれて昼夜逆転の生活になってしまう、などのタイプがあります。
 入眠障害は、神経質で過緊張の傾向がある方に多く見られるようです。また、一過性の精神ストレスによっても引き起こされます。気分の憂うつな時には早朝覚醒がよくみられます。熟眠困難の方は、しばしば長時間ベッドの上で過ごされ、ますます不眠を悪化させています。

まずは、お気軽にご相談ください!

不眠がある場合、どのタイプの不眠かをはっきりさせることが大切であり、不眠の原因を専門的に取り扱っていくことが大切だと思われます。より健康に、より生き生きと毎日を過ごすためには、充分かつ快適な睡眠の確保が非常に重要です。睡眠のことでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

子どもの相談

 当院の関連クリニックである「心のクリニック・飯塚」内に「子どもセンター」があります。児童精神科医、精神分析家、臨床心理士、作業療法士などの専門スタッフが治療を担当します。乳幼児(0歳)~児童期~思春期~青年前期(20歳程度)までを対象としています。精神疾患のみならず、発達障害を抱える子供たちの「心に向けた」支援を行っています。カウンセリング、合同面接、遊戯療法、作業療法、感覚統合療法などの子供を中心とした枠組みを設けています。また、保護者・青年期・中学生・自閉症の子供たちを対象にしたグループ体験を保証する枠組みもあります。その中で、中学生を対象にした短期プログラムの「SST」「アサーション・トレーニング」なども実施しています。
 また、LD、ADHD、PDDなどの発達の課題を抱える乳幼児~児童期の子供を対象に身体機能の発達を促す感覚統合訓練、物づくりや遊びの体験を通じて成長を促す作業療法や遊戯療法などを行います。

その他の相談

パニック障害

 息苦しい、胸がドキドキする、手足のしびれる等の症状が起きて、死んでしまうのではないかという程の恐怖感が起きるのがパニック発作です。このまま死んでしまうのではないかと思うくらいの激しい症状のため救急病院に駆けつけるのですが、病院で検査をしても特に異常は認められません。そして「あの激しい症状の原因がないなんて、見落としているのでは」と不安に思ったり、またあの発作が起きるのではないかと不安を抱いたりします。これを予期不安といいます。やがて、電車やバス、新幹線、美容院や歯医者さん、スーパーのレジや右折レーンなど、日常のなにげない場所、状況で強く不安を感じ、このような日常の状況を避けるようになり、行動が制限されていきます。 思い当たる症状があると思われる方は、お気軽にご相談ください。

社会不安障害

 以前は「あがり症」や「恥ずかしがり屋」といった性格の問題と捉えられていたものが「社会不安障害」という病気であって治療を受けることができます。  他人に悪い評価を受けることや、人目を浴びる行動への不安により強い苦痛を感じたり、身体症状が現れ、次第にそうした場面を避けるようになり、日常生活に支障をきたすことを、社会不安障害(SAD:Social Anxiety Disorder)といいます。この病気も、うつ病やパニック障害同様に、脳内の神経伝達物質のバランスが乱れることによって起こると考えられおり、同じようにSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)というタイプのお薬を治療薬として使います。

 緊張や不安というのは決して消えてなくなる性質のものではありません。誰でも多少の不安や緊張を持ち合わせているのですから。患者さまは治療を受けると、「最近緊張する場面に出会わなくなったのかもしれない」等と表現します。それはすなわち、それまで嫌っていた緊張が軽くなり共に居られるようになったということなのかもしれません。

↑PAGE TOP